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ジェットスプレー工法(吹付工法)とは…

ジェットスプレー工法とは、専用スプレーを用いて超速硬化ポリウレタンを塗膜形成する、これまでの防水工法の諸問題を一気に克服した、画期的なスプレー吹付工法です。 垂直面あるいは、上向きのスプレー作業が可能なため広範囲、大面積の防水施工に最適な工法です。そのほとんどが機械を使用する作業のため、効率的で、高価なエネルギーを必要としませんので、大幅なコスト低減が図れます。 使用する液剤は速乾性に優れたもので液ダレもなく、スプレーによる吹付のため均一な塗膜が得られます。 建物の屋上をはじめ、駐車場、観覧席、プール・プールサイドなど様々な施工面に対応が可能です。

ジェットスプレー工法の特徴

専用スプレーマシンの採用で複雑な形状の構造物でも継ぎ目が発生せず、緩衝材や重ね吹きなどをしなくても施工時に自由に膜厚調整できます。 また、このマシンで作られた粒子は多少のクラックやクレーターには充填しながらの施工が可能です。すなわち、下地処理の行程が省けます。



吸収性ウレタンの優れた物性は、塗膜に適度な呼吸性があるため、コンクリート中の蒸気圧による塗膜のフクレが少なく、従来、防水工事において不可欠とされてきた脱気シートや脱気筒を必要としません。それにより、防水層を下地に完全密着させることができ、躯体強化にも効果的です。

無液剤タイプの超高速硬化型ポリウレタン樹脂と専用のスプレーマシンを用いることにより、吹付後のタックフリーが3〜10秒、歩行可能は15〜30分となります。また、施工方法を機械化しているので、施工能力はJSダイナミック工法を用いると300〜600u/1日。JSシステム工法を用いると、600〜1200u/1日。大規模面積に大変、効果的です。



従来、手作業で行っていた施工をこのシステムを採用することにより、施工スピードが速まることはもちろんですが、ジェットスプレー防水システムの本当の特徴とは、ジェットスプレーによってのみ形成される適度にエアーを含む防水膜が、従来の手作業では作り得なかった防水層自身で水蒸気を発散させる「呼吸性ウレタン」を形成させることにあります。

「ウレタン防水層」には溶剤や軟化材をまったく含まない材料を使用していますので、広い温度範囲で弾性を維持。機械的強度・耐摩耗性・耐候性・耐薬品性などにも優れています。



吐出量を増すことにより、人的省力化が図れます。


●14.0C〜+110Cまでの広い温度範囲で維持できます。 ●80C以下では連続的な耐熱性があります。
●250C程度の一時的な耐熱性もあります。(舗装材の打設が可能です。)